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ロペス、タイムズスクエアでバルボサに対して鋭く支配する
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Keith Idec
Keith Idec
RingMagazine.com
ロペス、タイムズスクエアでバルボサに対して鋭く支配する
ニューヨーク — テオフィモ・ロペスは金曜の夜、挑戦者回避を非難していたアーノルド・バルボサ・ジュニアに対し、自身の言葉どおりの実力を証明する。

象徴的な環境の中で完全に落ち着いていたロペスは、その運動能力、ハンドスピード、コンビネーション、回避力を駆使して、タイムズスクエアで開催されたザ・リングの「FATAL FURY:シティ・オブ・ザ・ウルヴズ」屋外イベントにおいてバルボサをアウトボックスする。ロペス(22勝1敗、13KO)は、12ラウンドの140ポンド級タイトルマッチをユナニマス・デシジョンで難なく制し、バルボサ(32勝1敗、11KO)に初黒星を与える。

ジャッジのマックス・デ・ルカ(116-112)、エリック・マリンスキー(116-112)、デイビッド・サザーランド(118-110)の採点は、この一方的な試合の大半において、ブルックリン出身のロペスがいかに鋭かったかを物語る。

ロペスは、2021年6月に当時無敗だったスコットランド出身のサウスポー、ジョシュ・テイラーから奪ったリング誌とWBOのスーパーライト級タイトルをこれで3度目の防衛に成功する。またロペス(27歳)は、過去5か月で元WBC/WBOスーパーライト級王者ホセ・ラミレス(29勝2敗、18KO)にユナニマス・デシジョンで勝利し、イギリスのサウスポー、ジャック・キャタロール(30勝2敗、13KO)にスプリット・デシジョンで勝利したバルボサの勢いも止めた。

「最高の気分だ」とロペスはリング上でザ・リング・マガジンのマイク・コッピンジャーに語る。「生まれ変わったような感じだ。この140ポンドではもう長くやっている。でも、そのうち階級を上げるかもしれない。時が来たら話そう」

続けてロペスは、無敗のリング誌/IBF/WBAウェルター級王者ジャロン “ブーツ” エニスに対して挑戦を表明した。ラスベガス在住のロペスがエニス(34勝0敗、30KO、1無効試合)の147ポンド王座に挑むには7ポンド上の階級に上げる必要がある。

「みんな知ってるだろうけど、俺は困難な挑戦を追い求める男だ」ロペスは言った。「俺は“ドーラ・ザ・エクスプローラー”、そしてブーツを探しに行くんだ」

12ラウンドが始まる頃には、バルボサが勝つにはノックアウトしかない状況だった。しかしカリフォルニア州エルモンテ出身の彼は、最後の3分間もそれまでの11ラウンドとほとんど変わらない戦法で臨んだ。

ロペスはその最終ラウンドでもバルボサのパンチをかわし、これまで同様の動きを見せ、優勢のまま試合を終えた。

10ラウンドの時点で、ロペスはバルボサが試合の流れを変える術を持っていないことを確信していた。バルボサのパンチをかわしながら的確に反撃し、明確なリードを広げていく。

9ラウンド中盤にはロペスがコンビネーションを連発し、バルボサは後退を余儀なくされた。

8ラウンド終盤には再びロペスが観客にアピールするようなパフォーマンスを見せる。チャンピオンは距離を取りながら単発のパンチでバルボサを制し、多くのパンチを回避した。

7ラウンド残り40秒弱でロペスがインサイドで左をヒットさせる。その約50秒前にはオーバーハンドの右も命中させていた。

6ラウンド残り1分10秒、バルボサの右がロペスの膝を揺らす。これがバルボサにとってそれまでで最も有効な一撃となり、ロペスの左目下に切り傷を生じさせたと見られる。

5ラウンド残り1分弱、ロペスがロングレンジから右を決める。バルボサは時折インサイドに入ろうと試みるも、ロペスはカウンターで応じてダメージを与える。

5ラウンド終盤にはロペスが観客に向けてパフォーマンス。完全に主導権を握っている様子を見せた。

4ラウンドもロペスが主導。より有効なパンチを当てていき、バルボサは距離を詰めようとするが、有効打を当てることができない。

3ラウンド残り30秒強、ロペスのカウンターの左フックがバルボサの体勢を崩させる。その約20秒後、ロペスは右アッパーを決め、バルボサの注意を引いた。

バルボサは3ラウンドに入り、右を2度続けてヒットさせ、残り1分10秒で右ストレートがロペスを少し下がらせた。

2ラウンド残り30秒弱、バルボサが飛び込んで左を命中させる。

ロペスは2ラウンド中盤、バルボサの連打を次々とスリップしながらロープ際へ移動。開始30秒ほどでオーバーハンドの右をバルボサの側頭部に当てる。

1ラウンド残り10秒ほど、ロペスがバルボサのボディに左を打ち込み、バランスを崩させる。

残り50秒ほどで、バルボサの鋭い左がインサイドでヒット。直後、ロペスはバルボサが左手を下げた隙を突いてループ気味の右を当てる。

Keith Idecはザ・リング・マガジンの上級ライター兼コラムニストである。X(旧Twitter)では @idecboxing で連絡可能。

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