オマール・トリニダードは土曜深夜、カリフォルニア州サンタ・イネスのチュマシュ・カジノで行われた地域WBC王座を懸けたフェザー級10回戦で引き分けに終わった。
ロサンゼルス出身のトリニダード(19勝0敗2分、13KO)は、ベネズエラのロレンソ・パーラ(23勝1敗1分、17KO)と対戦し、採点は2者が95-95で引き分け、もう1人のジャッジは96-94でトリニダードを支持した。
同じくトム・ローフラーの360プロモーションズ主催の興行では、
- 米国でのトレーニングを通じてより大きな舞台を求める比留田瑞希(9勝無敗、2KO)は、WBO世界スーパーフライ級王座の5度目の防衛戦でメキシコのナオミ・カルデナス・ゴメス(9勝1敗、2KO)を相手に圧倒的な判定勝ちを収めた。採点は100-90が2者、98-92が1者の大差判定だった。サウスポーの比留田はマニー・ロブレスの指導を受け、自在にパンチをヒットさせて快勝した。
- 22歳のジュニアライト級、アベル・メヒア(9勝無敗、5KO)は、元世界タイトル挑戦者アストン・パリクテ(28勝9敗1分、23KO)を2ラウンドでストップした。フィリピン出身のパリクテは初回にメヒアからダウンを奪ったものの、続くラウンドで猛攻を浴びて試合を止められた。
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- カリフォルニア州メイウッド出身のルピータ・メディナ(11勝無敗、2KO)は、メキシコのルビ・グティエレス(5勝3敗1分)との8回戦でスプリットデシジョンを制した。3人のジャッジのうち2人が21歳のメディナを支持し、採点は80-72と77-75、残る1人は77-75でグティエレスを支持した。
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- カリフォルニア州オックスナード出身のフェザー級アンヘル・カリージョ(5勝0敗1分、2KO)は、カリフォルニア州コンプトン出身のダミアン・バスルート(3勝1敗、1KO)との4回戦で圧倒し、採点は40-36が2者、39-37が1者で勝利を収めた。
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- ジュニアライト級のエイブラハム・モラレス(2勝無敗、1KO)は、ネスリー・トレジル(1勝4敗)にユナニマスデシジョンで勝利した。3ラウンドにトレジルからダウンを奪い、最終的な採点は39-36が2者、38-37が1者だった。
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- ライト級でプロデビューを果たしたジョナサン・バスケスは、同じくプロデビュー戦となったブライアン・ロドリゲスを相手に、全ラウンドを制してジャッジ全員が40-36をつける完勝を収めた。